会話表現(1~5)

会話表現(1)

事が主語になる英語表現は日本人の苦手なところです。そのままフレーズとして覚え
ましょう。

That reminds me. それで思い出した。
remind A of B(AにBを思い出させる)のof Bが省略されたもの。
← That reminds me of something.

That explains it. それでわかった。
explain ~ (事が)~の説明となる


会話表現(2)

相手の意見に同意する表現にはいくつかあります。

You’re right. その通り。
That’s right.

I agree with you. あなたと同意見です。

「まったくその通り。」と強調する場合は↓。

Absolutely! Definitely!

You can say that again!

I couldn’t agree more.
「これ以上同意できないぐらい」という反語的な言い方。couldは仮定法の一種で
相手への遠慮を表す。


会話表現(3)

道順を教える代表的な表現をいくつか挙げます。

Go straight down this street and turn left at the second corner.
(この通りをまっすぐ行って、2つ目の角を左に曲がってください。)

It’s on your right.
(右側にあります。)

You can’t miss it.
(見落とすことはないです。)

Go straight down this street and turn left at the second corner.
(この通りをまっすぐ行って、2つ目の角を左に曲がってください。)
downは「下へ」ではなく、今いる場所から「離れて」のイメージ。
turn left[right] 左[右]へ曲がる
このleft, rightは副詞で前置詞は不要。
= turn to the left[right]
at the second corner 2つ目の角を
前置詞は「場所の1点」なのでat。「~番目」は序数を使います。

■It’s on your right.
(右側にあります。)
on one’s right[left] 右[左]側に
このonは「位置」を表します。

You can’t miss it.
(見落とすことはないです。=すぐ見つかりますよ。)
このmissは「~を見落とす」。


会話表現(4)

都合の聞き方ですが、availableとmake itを使った表現は日本人の苦手なところで
す。

When would[will] it be convenient for you?
(いつが都合がいいですか。)

= When will you be available?

= When can you make it?

be convenient for ~
(人)にとって都合がいい

人が主語にならないことに注意。

available
(人が)会うことができる

make it
都合をつける


会話表現(5)

「人間関係」」の表現をしばらく取り上げます。今回は「友人・異性との別れ」がテー
マです。

We broke up. 別れた。
We split up.
We separated.
We’re through.
We’re finished.

break[split] up (with ~)
(~と)別れる、離婚する

separate (from ~)
(~と)別れる、離婚する

be through[finished] (with ~)
(~と)関係が終わっている
break, split, separateは動詞の意味から推測しやすいですが、副詞のthroughや過去
分詞のfinishedを使った表現は盲点です。辞書によってはthroughを形容詞にして
いるものもあります。