会話表現(1)
事が主語になる英語表現は日本人の苦手なところです。そのままフレーズとして覚え
ましょう。
■That reminds me. それで思い出した。
remind A of B(AにBを思い出させる)のof Bが省略されたもの。
← That reminds me of something.
■That explains it. それでわかった。
explain ~ (事が)~の説明となる
会話表現(2)
相手の意見に同意する表現にはいくつかあります。
■You’re right. その通り。
That’s right.
■I agree with you. あなたと同意見です。
「まったくその通り。」と強調する場合は↓。
■Absolutely! Definitely!
■You can say that again!
■I couldn’t agree more.
「これ以上同意できないぐらい」という反語的な言い方。couldは仮定法の一種で
相手への遠慮を表す。
会話表現(3)
道順を教える代表的な表現をいくつか挙げます。
Go straight down this street and turn left at the second corner.
(この通りをまっすぐ行って、2つ目の角を左に曲がってください。)
It’s on your right.
(右側にあります。)
You can’t miss it.
(見落とすことはないです。)
■Go straight down this street and turn left at the second corner.
(この通りをまっすぐ行って、2つ目の角を左に曲がってください。)
downは「下へ」ではなく、今いる場所から「離れて」のイメージ。
turn left[right] 左[右]へ曲がる
このleft, rightは副詞で前置詞は不要。
= turn to the left[right]
at the second corner 2つ目の角を
前置詞は「場所の1点」なのでat。「~番目」は序数を使います。
■It’s on your right.
(右側にあります。)
on one’s right[left] 右[左]側に
このonは「位置」を表します。
■You can’t miss it.
(見落とすことはないです。=すぐ見つかりますよ。)
このmissは「~を見落とす」。
会話表現(4)
都合の聞き方ですが、availableとmake itを使った表現は日本人の苦手なところで
す。
When would[will] it be convenient for you?
(いつが都合がいいですか。)
= When will you be available?
= When can you make it?
■be convenient for ~
(人)にとって都合がいい
人が主語にならないことに注意。
■available
(人が)会うことができる
■make it
都合をつける
会話表現(5)
「人間関係」」の表現をしばらく取り上げます。今回は「友人・異性との別れ」がテー
マです。
We broke up. 別れた。
We split up.
We separated.
We’re through.
We’re finished.
■break[split] up (with ~)
(~と)別れる、離婚する
■separate (from ~)
(~と)別れる、離婚する
■be through[finished] (with ~)
(~と)関係が終わっている
break, split, separateは動詞の意味から推測しやすいですが、副詞のthroughや過去
分詞のfinishedを使った表現は盲点です。辞書によってはthroughを形容詞にして
いるものもあります。